2025.02.28
こんにちは、街の屋根やさん埼玉川越店です(^^)/本日のブログは先日お問い合わせを頂き、現場調査に行かせていただいた時の様子をお写真と一緒に見ていきましょう! こちらは屋根の全体写真です!見た感じ綺麗でなんの問題もない様に思えましたが、、強い風が吹いたときにグラついている棟瓦があ…

築35年在住のお客様より、「訪問業者から屋根が危ないと言われたが、本当に工事が必要なのか見てほしい」とご相談をいただきました。
突然の指摘は不安になりますが、その場で契約を急ぐ必要はありません。
そこで弊社では、まずドローンを使って屋根全体を丁寧に点検し、実際にどこが傷んでいるのかをしっかり確認しました。
その結果、漆喰の劣化と、棟の土台の崩れによる棟瓦の蛇行が判明し、棟瓦取り直し工事をご提案しました。





ドローンを使用して上空から屋根全体を点検したところ、和瓦には大きな割れがほとんど見られず、瓦表面も比較的良好な状態を保っていました。
一方で、棟を全体的に確認すると、一部でわずかなゆがみが確認できました。
地上からでは気付きにくいものの、棟のラインに乱れが生じている状況です。
築年数を踏まえると、瓦本体よりも棟内部の固定材や下地の劣化が進んでいることも考えられます。
そのため、屋根へ上がって調査する前に、ドローンを活用して安全に広い範囲を把握することが重要です。
棟に近づいて確認すると、矢印部分を中心に棟瓦の並びにズレが見られました。
本来であれば真っ直ぐに通っているはずの棟が、わずかに波打つような状態になっており、固定している線の見え方にもばらつきがありました。
これは表面の瓦だけの問題ではなく、内側で棟を支える土台が痩せたり崩れたりしているサインです。
漆喰が劣化して固定力が落ちると、風や振動の影響を受けやすくなり、少しずつ棟全体が動いてしまいます。
このまま放置すると、強風や地震で棟が崩れる危険があるため、早めの対処が必要な状態でした。
棟が交差する取り合い部分では、漆喰が大きく剥がれ、内部の土が露出していました。
特にこの部分は雨水の影響を受けやすく、棟の形状も複雑なため、劣化が進むと不具合が出やすい箇所です。
漆喰は棟内部の土台を保護し、雨水の浸入を抑える役割も担っています。
そのため、ここまで剥がれが進むと、見た目の問題だけでなく、棟の内部に水分が回って下地の傷みを助長する原因になります。
今回は漆喰の補修だけでは根本改善にならないと判断し、既存の瓦を活かしながら土台から組み直す棟瓦取り直し工事が適切だと判断しました。
まずは棟の最上部にある冠瓦を一枚ずつ慎重に取り外し、その下に積まれているのし瓦も順番に解体していきました。
瓦は丈夫な材料ですので、割れや欠けがなければ再利用が可能です。
そこで弊社では、使える瓦をむやみに処分せず、再施工に使えるよう丁寧に保管しながら作業を進めました。
解体後には、これまで棟を支えていた土台の傷み具合もはっきり見えてきます。
今回も土が痩せて締まりを失っており、棟が動きやすい原因になっていました。
表面だけではなく中身まで傷んでいたことが確認できたため、取り直し工事の必要性が改めて明確になりました。
解体と清掃を終えた後は、新しい棟の土台をつくる工程に入ります。
従来の土の代わりに使用したのは、防水性と接着性に優れた南蛮漆喰です。
今回は既存の和瓦の色合いに合わせ、黒色の南蛮漆喰を採用しました。
棟は真っ直ぐ通っていなければ見た目が悪いだけでなく、荷重のかかり方にも偏りが出ます。
そのため、糸を張ってラインを確認しながら、高さや幅を細かく調整し、均一で安定した土台を成形していきます。
南蛮漆喰は雨に強く、従来の土のように流出しにくいため、今後の耐久性向上にもつながる大切な工程です。
土台が整ったら、清掃しておいたのし瓦を一段ずつ積み直していきます。
この作業では、ただ元に戻すのではなく、棟の通りを真っ直ぐに整えながら、雨水が外へ流れやすいように勾配も確認して施工することが重要です。
わずかなズレでも仕上がりの美しさや排水性に影響するため、職人の経験と精度が問われます。
今回は棟の蛇行を是正する目的もあるため、既存形状に合わせるのではなく、屋根全体とのバランスを見ながら正しい位置へ再構築しました。
こうして積み直すことで、見た目の改善だけでなく、風圧や揺れに対して安定しやすい棟へと近づいていきます。
最後に冠瓦を据え付け、のし瓦とあわせて棟全体をしっかり固定しました。
棟の取り合い部分は力が集中しやすいため、瓦の形状に合わせて位置を細かく調整し、隙間や浮きが生じないよう丁寧に施工しています。
さらに、瓦同士を緊結して棟全体の一体性を高めることで、強風や地震の揺れにも配慮した納まりとなりました。
施工前に見られた棟の蛇行やズレは解消され、一直線に整った美しい仕上がりです。
既存の和瓦を再利用しながら、内部には新しい施工方法を取り入れ、見た目と耐久性の両立を図りました。
今回は、毛呂山町阿諏訪在住のお客様より、訪問業者から屋根の不具合を指摘されたことをきっかけに点検をご依頼いただきました。
調査の結果、漆喰の劣化に加え、棟内部の土台の傷みによって棟が蛇行していることを確認しています。
和瓦は再利用できる状態だったため、既存瓦を活かした棟瓦取り直し工事をご提案し、南蛮漆喰を使用して棟を補修しました。
これにより、外観を維持しながら耐久性にも配慮した屋根へと改善しています。
訪問業者から突然指摘を受けても、その場で契約せず、まずは専門業者による点検を受けることが大切です。
棟瓦や漆喰の劣化が気になる方は、お気軽にご相談ください。
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