本日ご紹介する施工事例は、先日桶川市で完了した【葺き替え工事】工事の様子です。

 

葺き替え工事とは、既存の屋根を剥がして新しい屋根を取り付ける工事です。

カバー工法とは違い既存の屋根を撤去して全て新しくするので、より耐久性が上がる工事になります。


なぜ葺き替え工事をする事になったのか、キッカケからご説明します。

10年間で二度の屋根工事
雨漏りを治そうと何度も訪問業者に工事を任せていましたが、数年するとまた雨漏りがしてきてしまい悩んでいました。
1回1回の工事も安くはなく解決できずに1年前また雨漏りがしてきた所
たまたま近くで工事をしていた業者にお見積もりをしてもらう事になりました。

その工事が以前の工事と変わらなかった事や、金額も高額だったことから疑問に思いお問い合わせいただきました。
　
現場調査後直ぐに分かったことは、

1既に雨漏りがしている事
2屋根の下地から腐ってきてしまっている事

この2点です。
この理由から葺き替え工事をする事となりました。

葺き替え工事

葺き替え工事とは

葺き替え工事とは既存の屋根（今ある屋根）を全て剥がし、野地板と言われる12ミリの板を屋根に敷き直します。

その後ルーフィングと言われる、防水シートを貼り付けてから新しい屋根材を設置する工事です。

撤去開始

まずは撤去から入ります。

撤去ですがs様邸の屋根の場合既に金属の屋根が付いていてカバー工事を以前されていたので、撤去には二倍に時間が掛かりました。

解体は1番作業が大変です、理由としては解体した屋根材を下すからです。

この作業は人数を入れて5名で作業しました。

1日目、2日目は撤去→野地板貼り→ルーフィング貼り

人数を入れて工事を進めました。

屋根本体施工

2日目にルーフィング貼りが完了したので3日目は屋根本体施工を進めていきます。

今回使用する屋根材は断熱材入りの金属屋根で耐久性も高く、金属屋根材の中で1番歴史のあるニチハのセンタールーフになります。
【横暖ルーフ】と言われることが多いです。

横暖ルーフsの特徴
1赤錆保証
2穴あき保証
3色落ち保証
この3点がメーカーから出ている事です。

その後のメンテナンスも基本的には不要になり、次回の施工時期は20年後になります。

街の屋根やさん埼玉川越店では
横暖ルーフs
スーパーガルテクト
この2つの屋根材での施工が一番多くなっています。

雪止め設置

4日目の途中経過です

雪止めを取り付けていきます。
この雪止めにも沢山の種類が有り、中には純正品では無かったなどのトラブルもあると聞くので工事をする際は注意して、お見積書や契約書を確認しましょう。
今回は純正品の雪止めウイングと言う材料を取り付けています。

平葺き開始

5日目、6日目
雪止め設置後は平葺き本体を屋根に貼っていきます。

ここまで来れば1日、2日あれば工事も完了に近づいていきます。
今回はグリーンを使用しての施工です。

最終日（完工）

7日目（最終日）
屋根本体の平葺きが完了したら最後に貫板と棟板金を設置していきます。

今回は貫板は杉の板を使用しています。
その他にも人工木（樹脂）など細かい部分で耐久性を上げる材料もありますが、今回はスタンダードな木材で仕上げていきます。
木材の上から棟板金を設置して今回の屋根葺き替え工事は完了となります。

街の屋根やさん埼玉川越店では、保証年数20年を付けさせて頂きました。

工事後屋根全体が変わった事により、建物全体の雰囲気が変わりs様もとてもお喜びでした。


屋根だけではなく屋根裏、雨樋や外壁なども得意としていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。