2025.02.28
こんにちは、街の屋根やさん埼玉川越店です(^^)/本日のブログは先日お問い合わせを頂き、現場調査に行かせていただいた時の様子をお写真と一緒に見ていきましょう! こちらは屋根の全体写真です!見た感じ綺麗でなんの問題もない様に思えましたが、、強い風が吹いたときにグラついている棟瓦があ…

日高市女影新田にて、瓦屋根の葺き直し工事を行いました。
瓦は割れや欠けが少なく見た目もきれいでも、雨漏りは「瓦の下」で進行していることがあり、今回のケースもまさにそれに当てはまりました。
今回、街の屋根やさんでは、屋根材そのものだけで判断せず、防水紙や下地まで含めた“屋根の中身”を点検し、必要な工事を見極めて提案しています。
築24年という節目で、改質アスファルトルーフィングや南蛮漆喰、棟補強金具を用いながら、再発防止まで見据えた施工につなげました。





瓦表面は大きな破損が見当たらない一方で、重なりのラインにわずかな隙間やズレが確認できました。
こうした微細な変化は、強風や地震、経年による動きの積み重ねで起こりやすく、見た目以上に雨水の通り道になります。
瓦屋根は構造上、瓦だけで雨を完全に止めるのではなく、内部の防水層とセットで性能を保つ屋根です。
そのため、表面がきれいに見えても内部の状態を確認することが必要です。
瓦を取り外したところ、防水紙は広範囲で経年劣化が進んでおり、破れによって下地が露出している箇所が確認されました。
防水紙は、瓦を抜けた雨水を最終的に受け止める重要な層なので、ここが傷むと雨漏りリスクが一気に高まります。
破れ周辺は、防水紙がめくれ、雨水が入り込みやすい状態でした。
瓦が無傷でも雨が入る理由は、この「最後の砦」の機能低下にあると判断できます。
葺き直し工事では、既存の瓦を丁寧に外して再利用するため、扱い方が仕上がりに直結します。
屋根面が広く露出した状態になり、普段は見えない範囲まで確認できるのが葺き直しの大きな利点です。
瓦を傷めないよう置き場や動線に配慮し、屋根上を整理しながら作業を進めました。
防水の要となる材料には、改質アスファルトルーフィングを採用しました。
耐久性と止水性が期待でき、瓦屋根の下で長期にわたり雨水を受け止める層として相性のよい防水紙です。
屋根面には一定の間隔で桟木を設置し、瓦を安定して固定できる下地が整いました。
葺き直しは「瓦を戻すだけ」と思われがちですが、防水層などの見えない部分をどれだけ丁寧に施工し直すかが、雨漏り再発の有無を左右します。
新しい防水層と桟木が整ったら、既存瓦を順番に復旧していきました。
再利用瓦は形状のクセや馴染みがあるため、納まりを見ながら並べ直すことが重要です。
屋根全体の面が整うことで、水の流れも安定し、雨仕舞の精度向上につながります。
瓦の重なりが揃うことで、風雨に対しても安定した屋根状態になります。
棟まわりは屋根の中でも特に風の影響を受けやすく、雨仕舞と耐震性の両面で重要なポイントです。
今回は棟補強金具で下地をしっかり固定し、棟の芯となる部分が動きにくい構成へ整えました。
さらに南蛮漆喰で棟を覆うことで、隙間からの雨水浸入を抑えつつ、棟瓦のズレも防ぎます。
棟のラインが通ると屋根全体が引き締まり、施工後の安心感もぐっと高まります。
棟の最上部となる冠瓦を復旧し、ビスで確実に固定して仕上げました。
見た目が整うのはもちろん、固定方法が明確だと将来的な点検やメンテナンスの計画も立てやすくなります。
棟は「漆喰だけで留まっている」状態だと経年でズレや崩れが生じやすいため、棟補強金具とビス固定を組み合わせることで、耐久性の向上を図っています。
屋根の要所を押さえたことで、雨漏り対策としても再発防止としても、手応えのある納まりになりました。
日高市女影新田の瓦屋根葺き直し工事では、瓦そのものではなく、防水紙の傷みや下地側の問題が雨漏りの背景にあることが分かりました。
そこで今回、改質アスファルトルーフィングで防水層を刷新し、南蛮漆喰と棟補強金具で棟の弱点も補強したことで、「瓦を活かしながら雨を止める」という目的に沿った仕上がりへつながっています。
瓦がきれいでも雨漏りが起きるケースは珍しくないため、同様のお悩みがあれば街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください。
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