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屋根葺き替えで不安を解消しませんか?

これまでの屋根を解体・撤去し、新しい屋根材に葺き替える工事です。屋根材を取り外しますので、その下の防水紙や野地板といった手の入れにくい部分も同時にメンテナンスや補修を行うことができます。屋根の葺き替えというと老朽化した屋根というイメージがありますが、最近では耐震対策としての軽い屋根へ葺き替えるお客様もいらっしゃいます。
私たち街の屋根やさんではお客様の事情や好みに応じて様々な葺き替え工事を行っております。
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【動画で確認「屋根葺き替えを徹底解説」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
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動画で見たいという方は是非ご覧ください!
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葺き替え工事を検討されるスタンダードな理由として瓦の重量が挙げられます。近年地震や台風で瓦屋根が被害を受ける機会が非常に多いです。
強風による捲れや割れの被害は補修や施工方法でカバーできますが、地震で落下する瓦による二次被害、地震時に倒壊するリスクが心配という方も多いでしょう。そこには瓦の重さも非常に大きく関係しており、軽量な屋根材へ変更したいというご相談を多くいただきます。
しっかり住宅の構造、揺れのメカニズムを理解したうえで屋根葺き替え工事に臨みましょう。
強風による捲れや割れの被害は補修や施工方法でカバーできますが、地震で落下する瓦による二次被害、地震時に倒壊するリスクが心配という方も多いでしょう。そこには瓦の重さも非常に大きく関係しており、軽量な屋根材へ変更したいというご相談を多くいただきます。
しっかり住宅の構造、揺れのメカニズムを理解したうえで屋根葺き替え工事に臨みましょう。






同じ広さであっても金属屋根に葺き替えた場合、重さは10分の1、約600㎏まで激減します。軽自動車1台分未満になってしまうのです。重心の位置もかなり下がります。


スーパーガルテクト(アイジー工業)

エコグラーニ(ディーズルーフィング)


現在ではその瓦の持つ耐久性、高級感、重厚感、質感も従来のものとほとんど変わらないのに、 軽くて丈夫・しかも重量は半分というハイブリッドタイプの瓦が販売されております。 瓦にこだわりつつ、屋根は軽くしたいという方はぜひ、ご覧ください。



関東以北では少ないのですが、『土葺き』と呼ばれる工法が用いられている瓦屋根の場合、『から葺』工法で葺き直しますと、従来の瓦をそのまま使用しても総重量を約3分の2から2分の1程度にまで減らすことができます。
先程も述べましたように、実際の揺れでは先端になればなるほど遠心力が働くため、重さの数倍以上の力が加わります。重量の3分の1というと約2tです。これだけの重さを減らせれば、充分な耐震効果が期待できます。

多くの棟瓦は土で土台を造り、瓦を積み漆喰で固定する『湿式工法』で施工されています。土台に土や漆喰を使用しない工法として注目を浴びているのが『乾式工法』、土台を専用金具と木材に変更し防水性に優れた乾式面戸シートで覆い下地を形成する工法です。天候や気温に左右されない高耐久シートを主体とすることで、軽いだけでなく長期にわたって雨漏りを防ぐこともできます。
瓦の状況によって施工可能かどうかが決まりますので、葺き替え工事を行わずに屋根の軽量化を図りたい方は、私たち街の屋根やさんのお住まい無料点検をご利用ください。




写真は屋根葺き替え工事を行う前の状態です。まずは積みあがった棟を解体し瓦を全て剥がしていきます。瓦を再利用する葺き直し工事の場合は撤去時に割れないよう細心の注意を払わなければならず、施工単価が高くなる傾向があります。剥がしていくと瓦を固定するための桟木部分に土や埃が溜まっていることが分かります。その土が雨水を吸い込むことで防水紙や桟木を傷めてしまう事もあります。




瓦の下には防水紙が敷いてあります。そちらを全て撤去します。長年蓄積された埃やゴミの他に、瓦設置に使用された土などが出てきますので、清掃しながら防水紙を取り外していきます。
屋根カバー工法の場合これらの下地を見ることはありませんが、知らないうちに雨水が廻っており野地板に雨染みが出来ているということも少なくありませんので、点検時の調査が非常に大切です。
屋根カバー工法の場合これらの下地を見ることはありませんが、知らないうちに雨水が廻っており野地板に雨染みが出来ているということも少なくありませんので、点検時の調査が非常に大切です。




屋根の強度を上げるために、既存の野地板の上に新しい野地板を増し張りします。固定用の釘やビスは垂木(たるき)といわれる屋根の骨組みに留めていきます。野地板が腐食している場合は張替補修を行います。
ちなみに張替前の野地は通気が出来るよう隙間が空いているバラ板ですが、防水紙で雨水浸入を完全に防いでいる近年の住宅は構造用合板が使用されています。雨漏りを起こしたとしてもすぐに乾燥するようにという昔の考え方とはかなり変わっていることが分かりますね。
ちなみに張替前の野地は通気が出来るよう隙間が空いているバラ板ですが、防水紙で雨水浸入を完全に防いでいる近年の住宅は構造用合板が使用されています。雨漏りを起こしたとしてもすぐに乾燥するようにという昔の考え方とはかなり変わっていることが分かりますね。




防水紙は雨水浸入を防ぐ最大の要です。軒先(屋根の端部)から棟(頂部)に向かって重ねながら防水紙を葺きます。防水紙にも様々な種類がありますが、改修時には耐久性・シール性に優れた改質アスファルトルーフィングが使用されることが多いです。屋根材施工後は見ることができない部分ですので、施工方法があっているのか確認のためにも施工写真は撮影してもらうようにしましょう。
葺き替え工事に瓦を使用する場合は桟木と呼ばれる木材を瓦のサイズに合わせて等間隔に取り付けていきます。
葺き替え工事に瓦を使用する場合は桟木と呼ばれる木材を瓦のサイズに合わせて等間隔に取り付けていきます。




葺き替えに使用する屋根材はエコグラーニです。この屋根材はジンカリウム鋼板からできており、表面はストーンチップによる自然石粒仕上げになっています。ちなみにジンカリウム鋼板はガルバリウム鋼板とほぼ同じ成分です。軽くて腐食に強い上、30年保証も付いている安心の屋根材です。
屋根材も防水紙同様、軒先から棟に向かって固定しながら葺きます。多くの金属屋根材は上部屋根材で隠れる部分でビス止めを行いますが、エコグラーニは上部と噛み合わせて屋根材の小口で止める施工が特徴です。
屋根材も防水紙同様、軒先から棟に向かって固定しながら葺きます。多くの金属屋根材は上部屋根材で隠れる部分でビス止めを行いますが、エコグラーニは上部と噛み合わせて屋根材の小口で止める施工が特徴です。




屋根材施工後、棟部分に貫板と呼ばれる下地材を取り付け、それを覆うように棟板金を設置します。貫板は真上から棟木に固定、棟板金は貫板に対し側面固定をすることで雨水が入りにくく強固に固定できます。




瓦屋根から金属屋根に葺き替え完了です。エコグラーニは色褪せが殆どなく、定期的な塗装も不要なのでランニングコストがかかりません。また、屋根の重量も軽くなったので地震対策にもなります。更にエコグラーニの固定にはSUSビスを使っています。SUSビスはねじ込み式で緩みにくいので、強風にも強いのです。



葺き替え工事というと瓦屋根というイメージを持たれてはいませんか?現在多くのお住まいで使用されている化粧スレートは厚みが約5㎜と薄く軽量なため、金属屋根材でのカバー工法も可能です。同様の理由からアスファルトシングルや金属屋根材も屋根カバー工法が可能ですね。

●屋根カバー工法が施工出来ないケース1
例えば雨漏りが酷く野地板まで腐食してしまっていると、屋根カバー工法を行い外からの雨水浸入を防いでも、内側にこもる水分が腐食させ続けてしまいます。築年数が経過し野地板自体が歪みを起こしている場合も、綺麗な屋根材を被せただけでは歪みによって隙間ができ雨漏りリスクを高めるだけです。


野地板について詳しくはこちら
●屋根カバー工法が施工出来ないケース2
またデザイン等・主観的な理由から「金属屋根材は使用したくない」という方もいらっしゃると思います。屋根カバー工法はなるべく重量を加えずに仕上げるためにも、使用する屋根材は最軽量な金属屋根材ですので、使用できる屋根材も制限されます。

●太陽光発電の設置を検討されている方に屋根カバー工法はオススメしておりません
そして実は盲点となりがちなチェックポイントですが、《今後太陽光発電の設置を検討されている》方に屋根カバー工法はオススメしておりません。太陽光発電は野地板か垂木に対して固定していますし非常に重たい設備です。既に二重に仕上がっている重たい屋根に、安全な施工が出来るかわからない太陽光発電は設置しません。またそれに合わせ太陽光発電設置時に野地板の厚みが12㎜以上あるかを確認し、無ければ張替もしくは補強しなければなりませんので、屋根カバー工法を行った屋根とはそもそも相性が最悪です。




和瓦や釉薬瓦と呼ばれる瓦は吸水性が低く塗装の必要もありません。割れない限り半永久的に使用できますので、既存瓦を再利用する葺き直し工事が可能です。瓦の重厚感が好きという方は多いですので、重さを気にしなければ葺き直し工事がベストかと思います。
しかし屋根カバー同様に、葺き直し工事が出来ないケースが存在します。
●葺き直し工事が施工出来ないケース1
まず一つ目は瓦自体の角が取れ丸みを帯びている状態の場合です。瓦は1枚1枚を噛み合わせるように重ね葺いています。揺れや強風等で瓦が揺れると削りあい、いつしか角が取れてしまうのですが、それと同時に固定がうまくできなくなりずれが大きくなってしまうのです。部分的な差し替えで対応できるケースもありますが、葺き替え工事の方が寧ろ良いという判断に至る可能性もあります。
しかし屋根カバー同様に、葺き直し工事が出来ないケースが存在します。
●葺き直し工事が施工出来ないケース1
まず一つ目は瓦自体の角が取れ丸みを帯びている状態の場合です。瓦は1枚1枚を噛み合わせるように重ね葺いています。揺れや強風等で瓦が揺れると削りあい、いつしか角が取れてしまうのですが、それと同時に固定がうまくできなくなりずれが大きくなってしまうのです。部分的な差し替えで対応できるケースもありますが、葺き替え工事の方が寧ろ良いという判断に至る可能性もあります。

●葺き直し工事が施工出来ないケース2
二つ目は瓦のずれを防ぐためにラバーロック工法を行った瓦です。ラバーロック工法は瓦の継ぎ目にシーリング材を打設し部分的に固定を行う工法ですが、せいぜい日常生活の風に耐える程度で、耐震性等にほとんど効果はないと言われています。


施工費用が安いという理由で飛び込み業者に施工してもらったという方も多いと思いますが、毛細管現象による雨漏りリスクが高まるなどオススメ自体できない施工方法です。
ラバーロック工法を行った瓦屋根で雨漏りが起きてしまった場合の対応は一択、屋根葺き替え工事です。瓦に付着しているシーリング材を全て剥がす手間は新規瓦を使用するよりも高額になるからです。
ラバーロック工法を行った瓦屋根で雨漏りが起きてしまった場合の対応は一択、屋根葺き替え工事です。瓦に付着しているシーリング材を全て剥がす手間は新規瓦を使用するよりも高額になるからです。
●葺き直し工事が施工出来ないケース3
三つ目はセメント瓦や乾式コンクリート瓦を使用しているケースです。瓦だと思われていた屋根がセメント瓦だったということはありますが、明らかに違うのが素材です。粘土を焼成した和瓦は吸水しませんが、セメント瓦は塗膜保護しない限り吸水し劣化してしまいます。またセメント瓦・コンクリート瓦は既に販売されていない廃盤製品ですので、割れ程度でも代替製品がなければ屋根葺き替え工事が必要となります。



☑勾配に対して屋根材が適切でない
☑防水紙の葺き方に誤りがあった
など、屋根工事を行う上では基本中の基本ですがそのような事例も確かにあるのです。
そのため工事業者を決める際には、費用だけでなく屋根カバー工法や葺き直し工事の決定的な違いを説明できるか、どのように施工を進めていくのかを聞いてから工事を進めるよう心がけましょう。

令和4年4月1日より、建築物等の解体・改修工事を行う施工業者は、大気汚染防止法に基づき石綿(アスベスト)含有建材有無の事前調査結果を都道府県等に報告することが義務づけられています。
街の屋根やさんでは、基準に則った正しい調査・報告を実施しております。
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無料点検について詳しくはこちら

屋根葺き替え工事に関するまとめ
●屋根カバー工法と葺き替え工事で悩まれている場合は、雨漏りで下地が吸水していないか、今後太陽光発電を設置しないかをチェックしましょう
●角が取れた古い瓦、ラバーロック工法を施工した瓦、セメント瓦・乾式コンクリート瓦は屋根葺き替え工事でしか対応できません
●地震による建物被害と屋根の重量は非常に深い関係があります。耐震性を向上させるならなるべく軽い屋根材へ変更することが効果的です
●一番軽いのは金属屋根材ですが、断熱性・遮音性そのままに約1/2の重さで仕上がるハイブリッド瓦(ルーガ)も注目を浴びています
●屋根材によって多少施工方法の違いはありますが、野地板の補修から防水紙の新設を行うことで雨漏りを起こす心配・不安は全て解消できます
●葺き替え工事は下地の補修・補強等もできる唯一の工事です。施工費用も高くなってしまいますが、施工方法さえ正しければ長期にわたって不安を残さない工事です。屋根カバー工法が良いのかなどはお住まいの利用方法をしっかり考えて工事に臨みましょう