街の屋根やさん川越店から屋根のカバー工法についてご紹介いたします('◇')ゞ
こんにちわ街の屋根やさん川越店です。

屋根は住まいを守る最前線。秋の穏やかな気候は、屋根工事にとって最も適したタイミングです。
季節の変わり目にこそ、しっかりと点検・補修を行い、建物全体の寿命を延ばしましょう。
屋根に関するお悩み・ご不安があれば、専門スタッフが丁寧に対応いたします。
早めの対策が、将来の安心につながります。
屋根カバー工法とは?



カバー工法は「重ね葺き」とも呼ばれる工法です。古い屋根はそのままで新しい屋根をその上に重ねます。カバー工法の特徴は「古い屋根を残す」という点です。
古くなった屋根を撤去しなくてもいいため、工期を短くできます。廃材も出ませんから、処理コストもかからなくて済むのは大きなメリットでしょう。以下はカバー工法のメリットです。
- コスト削減
- 断熱・防音性の向上
- 作業が簡単
断熱性と防音性は単純に屋根が2つになることで得られるメリットです。新しい屋根材に断熱材を備えれば、古い屋根材と新しい屋根材の間に通気層ができます。
その通気層に空気が流れることで湿気も排出できるのです。通気層がないと湿気の逃げ道がなくなり、木材や断熱の負担が大きくなり傷みも早まります。また、作業が簡単ならその分コストも抑えられます。
作業が簡単なら手間も人手もかからないからコストを抑えられる

古い屋根を撤去する場合、工事の規模も大きくなります。住まいが大きければその分、撤去する屋根材も増えるのです。高所で安全性を確保するために足場を組みますが、当然コストはかかります。
それ以上に大変なのは、アスベストが含まれた屋根の撤去です。アスベストが含まれた屋根や外壁は作業員の健康リスクも高くなります。周囲に飛散すれば近隣住民の方にも大きな迷惑をかけることになるのです。
アスベストは2006年9月以降、使用が禁止されています。ただし2006年以前はスレート屋根やセメント瓦で普通に使われていた材料でした。セメントにアスベストを混ぜているため飛散リスクはほとんどなく、通常生活する分なら問題がないとされています。ただ、撤去する場合は破損でアスベストが飛散するリスクがあるのです。飛散させないために石綿作業責任者や石綿取扱作業従事者などの資格者の設置が義務付けられています。守らないと事業者が罰則を受けることになります。
アスベストを吸い込んで発症するのは肺が固くなる「じん肺」「悪性中皮腫」「肺がん」など致命的な病気ばかりです。そのため石綿が飛散しないための封じ込め作業が求められます。アスベストを取り扱える作業者の設置、作業員の人数が多くなる、封じ込めや撤去の手間を考えると費用が増えるのはしかたないことでしょう。
屋根のカバー工法で失敗する理由
野地板に問題があるのにカバー工法をする
屋根のカバー工法は野地板のような下地の劣化が進んでいると失敗します。野地板とは屋根の下地部分です。カバー工法では野地板を交換せずにそのまま利用します。
野地板自体に経年劣化があると屋根材を固定しても不安定です。そのためカバー工法で新しい屋根を設置できても、地震や台風でずれたりすることがあります。大きな台風だと、屋根材自体がはがれるリスクさえあるのです。
風がとくに強い地域は注意
風がとくに強い地域は注意してください。「日常的に強風が吹く」「頻繁に台風の通り道になる」「住まいの周囲に風をさえぎるものがない」場所です。たとえば高台だと風の力を受けやすくなります。
勾配が少ない屋根に注意
ゆるい勾配の屋根に横葺き屋根によるカバー工法は失敗します。横葺きの金属屋根の場合、咲いて勾配は25/100勾配と設定されています。つまり2.5寸以下の勾配の屋根には設置できません。それでも金属屋根を張れば雨漏りのリスクが高くなります。
横葺き屋根は横方向へ設置する屋根のことです。屋根材のつなぎ目が薄くフラットなタイプと、つなぎ目に段差がある段葺きなどがあります。逆の縦葺きは屋根材を縦方向に敷き詰めるのが特徴です。とくに勾配が急な屋根に適しています。勾配を無視して「横葺きをします」という業者は、知識や経験不足かもしれません。または悪質業者の可能性があります。
コスト削減を考えて低品質の防水シートにする
「防水シートはどれも同じ」と考えていると失敗します。「コスト削減」は大事なことですが、防水シートの品質が低すぎると失敗します。
屋根は雨を防ぐために重要です。ただ、屋根材ばかりに着目するのは問題です。防水シートは雨漏り対策の最後の砦といえます。その最後の砦の品質が悪いと、経年劣化も早くなってしまい雨漏り発生リスクがあるのです。
防水シートの中には、50年以上保つものもあれば10年程度で劣化するものもあります。その場しのぎはできますが、長い目で見ると低品質な防水シートのメリットは少ないのです
カバー工法不可の屋根もある

カバー工法不可の屋根もあります。まず雨漏りをしている屋根では、カバー工法をしないほうがいいでしょう。万が一、カバー工法後に雨漏りが発生すると修理できません。また、瓦やセメント瓦は屋根が重くなりすぎるために施工できないのです。
「なんとかなる」と思わないほうがいいでしょう。カバー工法後に問題が発生すれば経済的に大きな負担になります。「最初から屋根の葺き替えを選んだほうがよかった」と後悔しないためにも、屋根補修や屋根塗装専門業者と相談をしてください。
雨漏り

街の屋根や川越店では屋根の工事・雨どい交換・屋根塗装・外壁塗装などもございます。
私共、街の屋根やさん埼玉川越店では、お住まいお住まいの状態を確認しながら最善のメンテナンス方法をご提案し施工致します。
屋根は勿論、外壁なども多く施工しており実績を重ねています。