新潟県中越沖地震(にいがたけんちゅうえつおきじしん)は、2007年(平成19年)7月16日10時13分23秒 に発生した、新潟県中越地方沖を震源とする地震です。
地震の規模を示すマグニチュード (M) は6.8、最大震度は6強。中越地方では2004年(平成16年)の新潟県中越地震以来のマグニチュード6以上および震度5弱以上を観測した地震となり、
新潟県中越沖地震では、住家全壊1,331棟、半壊5,710棟、一部破損37,633棟の被害がありました。
阪神淡路大地震では、住家全壊104,906棟、半壊144,274棟、全半壊合計249,180棟(約46万世帯)、一部損壊390,506棟
屋根の減震が及ぼす影響として、1995年の阪神淡路大地震と、2004年の新潟県中越地震において、建物の倒壊などによる窒息・圧死の犠牲者は、神戸では8割以上だった一方、新潟の大地震ではわずか2割だったというデータがあります。
豪雪地帯の新潟は、もともと瓦屋根が少なく、雪かきをするために屋根が平たく軽い金属のトタン屋根であったため、神戸の地震と比べて屋根が軽いトタン屋根で住宅の倒壊による被害が少ない事が実証されています。
【震度毎の被害分析】
・震度3~4:瓦がずれ落ちる可能性有ります。
・震度5 :家屋の傾きが出る心配があります
・震度6 :家屋の全壊、半壊の心配があります。